今更ですが、一年前のインド撮影です。
夜も明けぬうちに、デリーを出発して南西260km先にある、ジャイプールを列車で目指します。
ほぼ満席の車内。
しばらくすると、朝もやの中、朝日が昇る。
朝食が出た。
それなりの味で、満足でした。
およそ5時間ほどで、ジャイプールに到着。
インドにしては珍しく、出発、到着ともに時間通りで驚きです。
とりあえず、安宿を探すために歩き回ります。
数件のホテルに値段を聞くが、どれもそれなりの値段を提示される。
回りまわっていると、一泊約300円という激安の場所を発見。
もちろん、安宿らしくドミトリーという数人で泊まる部屋なのだが、安すぎて逆に面白そうだと思いチェックイン。
屋上の奥にはソファーがあり、ぼちぼちくつろげる。
荷物を置いて、早速観光。
まずは、郊外にあるアンベール城を訪れる。
かなりの坂を上らないとならないため、暑さに負けて観光客を乗せるジープでお城まで運んでもらう。
レトロでシンプルな車内が、カッコよかった。
だいぶ高い場所にあるので、眺めは最高です。
まるで万里の頂上のような景観。
お城の入り口も、急勾配の階段。
16世紀の終わりから、建築が始まったアンベール城。
歴史はあるが、お城の中は何があるわけでもなく、殺風景でおそろしいほど広く複雑で、すぐに飽きてしまいました。
どうも石で作られた世界は、苦手らしい。
やっぱり動物がいいな。
お城から、少し下った場所にあるジャルマハル。
人工湖に浮かぶ、マハーラージャの宮殿だ。
中には入れないため、外から眺めた。
続いて、ローカルバスに揺られて、バーラ・マンディア寺院を目指します。
白く美しい寺院。
撮影禁止でしたが、寺院の中には美しいインドの神々が描かれていました。
美しい夕日。
寺院の柱に彫られた彫刻が、夕暮れの淡い光に照らされる。
インドの彫刻はとても美しく、見とれます。
後編に続きます。