6月も半ばですな。
さて本日は、この一枚のコーナー!
お届けしますのは、沖縄県八重山諸島、「西表島」
この島には、約2ヶ月ほど滞在して、写真を撮っていました!
西表島は、八重山諸島では、一番大きい島で、沖縄県内では、沖縄本島に次いで、2番目の大きさなのです。
島の面積の90%は、亜熱帯の自然林で覆われ、平地はほとんどない。
そして、島の面積の8割は、国有林に指定されている。
この自然の宝庫の西表島には、たくさんの珍しい生物、植物が生息する。
ジャングルに入れば、水の豊かなこの島では、多くの川、滝を見ることができる。
なかでもすごいのが、「サキシマスオウノキ」の巨木である。
こちらは日本最大の固体で、樹齢400年、高さ20メートル!
ちなみに、木の下の魚のひれのようなものは、根っこ!
そして、マングローブ。
日本には、7種類のマングローブが生息するが、この7種類全てが分布するのは、この島だけだ。
月明かりに照らされるマングローブ。
こちらは、苗木。
生物も多種多様。
夜、散歩していれば、巨大ヤシガニと遭遇!なんてことも(笑)
カンムリワシ、セマルハコガメなど、貴重な種類も多いが、もっとも大切にされているのはネコ
と、いってもそこいらのネコではありません!
ご存知の方も多いかと思いますが、「イリオモテヤマネコ」です
銅像(笑)
他の動物には、ほとんどお会いできたのですが、はずかしがりやさんらしく、お会いできませんでした(涙)
個体数は、およそ100匹。
猪用の罠や、交通事故などで、亡くなる固体も多い。
野生化した家ネコとの交配雑種の懸念、ネコエイズなど、その他、多くの問題を抱えているのが現状だ。
人間が加わることで、生態系は崩れるばかりに感じてしまいます。
島の人口は、2000人ほどで、居住地は海岸線に限られ、道路は、島内を半周するにとどまるため、車で一周することは不可能!
信号は、2箇所のみ!
そのうち一つは、押しボタン・・・
そして、もう一つは、小学生の教育用にと、小学校の前に設置された・・・
更には、北西部の端にある集落「船浮」(ふなうき)には、道路が続いておらず、交通手段は、船のみ。
しかし、この船浮の「イダの浜」というビーチは、今まで見たどこのビーチよりも美しく感じた!
こちらがその場所↓
他の移動手段で、面白いものは、こちら↓
お隣の「由布島」には、この牛さんに引かれて行くのだ
多様な表情を持つ西表島。
八重山諸島では、石垣島や波照間島の人気が高いのですが、私はこの島が一番好きです☆
まだまだ、あの人を寄せ付けない密林には、なにかあるはずだ!
そう思わずにはいられない、そんな魅力いっぱいの西表島!
最後は、そんな西表島の住民のアップで、閉めさせていただきます。