ユカタン半島、コバという小さな町にある「コバ遺跡」
ここは、ほとんどその存在を知られていなく認知度は低いが、今回訪れた遺跡の中で、もっとも魅力を感じた場所であり、私のイメージしていた古代遺跡の形でもあった。
こちらは、イグレシアというピラミッドで、教会の役割をはたしていたらしい。
9層からなり、高さは、24m。
こちらは、シャイベと呼ばれる円形のピラミッド。
詳しくは、わからないのだが、道標のような物だったのではないかと言われている。
そして、こちらがコバ遺跡のメインのピラミッドで、ユカタン半島でもっとも大きいピラミッドの、ノホック ムル。
その高さは、42m。
そして、このピラミッドは、登ることができる数少ない遺跡。
もちろん登りました!
しかし、ご存知の方も多いかと思いますが、極度の高所恐怖症な私。
おそらく、ここ数ヶ月で、ここに登った方の中で、もっともビビッている姿で登ったかと思います・・・。
そして、恐怖との戦いに勝利し頂上へ!
いやー絶景でした!
この旅でもっとも印象に残った景色は、まさにここです!!
ちなみに、こちらの雪駄は、旅の相棒で、出国前に寄っていた京都で、この旅用にと購入したもの。
外人ウケは、めっちゃよかったですよ!
みなさんに気に入ってもらい、雪駄を世界に広めてきました(笑)
おそらく、この遺跡に雪駄で上ったのは、私が初めてなはず!
話が脱線しました。
ここからの眺めは、360度見渡す限りのジャングル。
地球の丸さがわかるような場所。
きっと、古代マヤの人たちも、同じ景色を眺めていたはず。
他に人がいなくなり、ここに一人佇んでいると、時空を超え、タイムスリップしたような錯覚に陥る。
「壮大な美しさ」この場所を適切に表現するならば、この言葉ほど当てはまるものはない。
前半で紹介したシャイベも、ジャングルの中に確認できる。
密林の中にひっそりと、現代文明から離れた空間に存在するコバ遺跡。
起源に関してだが、諸説だが紀元200年?くらいらしく、500年くらいから、建造物の建築がされるようになり、800年頃に最盛期を向かえる。
最盛期の人口は、5万〜5万5千人といわれれいる。
そういえば、時間の経つのも忘れ、頂上に1時間〜1時間半くらいいたかと思うのですが、ピラミッドを降りるときの恐怖感は、不思議なことに一切なかったんですよね!
とても不思議な感覚だったのを、よく覚えています。
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