世界を翔けるカメラマン 田村 裕司

やすらぎ工房

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2020.06.11 Thursday

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8月最後のロックハート城

2013.08.31 Saturday
8月も終わりですね。

早いものです。

台風が心配だった週末ですが、今日、明日と晴れそうです。

週末は、お城へお出かけください。




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ゆうれい寺永国寺

2013.08.29 Thursday


熊本県人吉市には、永国寺という幽霊で有名なお寺がある。







入り口には、こんな横断幕も。









歴史は古く、創建1408年といわれている。









なぜ幽霊で有名かと言いますと、その昔、近郷のある男の妾が本妻の嫉妬に悩んで身投げした後、幽霊となって本妻を苦しめた。





悩んだ本妻が、永国寺の和尚に相談しに行くと、お寺の池にその幽霊が浮かび上がった。









こちらがその池。





その姿を見て、本妻は、悲鳴をあげるも和尚は、その姿を絵に書き、その醜い姿を幽霊に見せた。





生前、大層な美貌で知られていた妾だが、その絵の姿を見て驚き、和尚に引導を請い成仏したと言われている。





その絵がこちら。









実は、この絵を撮る時に、なかなかシャッターが切れなく困りました。





ネタでないのですが、思い当たる原因もあるのですが、それでもこの光の周り方と被写体を考えると、あまり考えにくい原因だったので、物が物だけに真夏の暑さが少しやわらぎました。





また永国寺は、1877年の西南戦争の時に西郷隆盛が33日間ここに本営を置きました。









その時の市街戦で寺は焼失しましたが、1891年に現在の本堂が再建されました。









西郷隆盛直筆の書。









官軍が使ったアームストロング砲の砲弾。





真夏の涼みとなったゆうれい寺の永国寺でした。




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居合刀

2013.08.27 Tuesday
 

日本には、独特な伝統文化が実に多くある。

 

島国という事もあるのだろうが、それ以上に日本人という向上心と追求心に長けた人種の力のようにも思う。

 

数多くある伝統文化の中でも、とても日本を象徴する物の一つが日本刀であろう。

 

西洋のサーベルなどとは、比べ物にならない強度を誇り、同時にそれを持つ者の魂と言っても過言ではない存在。そして日本刀を帯びた侍という存在は、その昔、世界でとても恐れられていた存在であった。

 

現在では、日本刀を見ようとすれば、どこかの博物館などでしかほとんどお目にかかれないが、それでも刀という存在を多少なりとも身近に感じるのは、観光地などのおみやげ屋さんのディスプレイなどで見かけるからかもしれない。

 

前置きが長くなったが、今回取材させていただいたのは、おみやげ屋さんにある量産の模造刀でなく、また真剣の日本刀でもない、「居合刀」の制作現場だ。

 

居合刀とは、居合稽古用に使われる模造刀であるが、量産の物と違い、一つ一つ手作りで作られ、刀身のバランス、重量、その人に合わせた長さなどが細かく配慮される。

 

今回の取材先は、その大本となる刀身の制作を始めて40年となる企業さん。そして居合刀の刀身は、ここでしか作られていないそうです。

 

すべてが手作業となる、職人さんの仕事をご紹介します。

 

まずは、型に対して細かい砂を振るう。


 

土のような感じの砂で、40年間同じ物が使われているそうです。

 

次に、木枠いっぱいに砂を入れる。


 

そして、上から踏み固める。


 

次に、二つの木枠の間にある型を取り外す。


 

型を取り外した後に、空間となった場所へ溶かした亜鉛を流し込む。


 

亜鉛の温度は、約560℃。


 

大きな柄杓ですくい上げ流し込む。


 

亜鉛が固まり取り出すと、二本分の刀身が出来上がる。


 

そして、余分な部分を切り取り最終的には、このような形で出荷される。

 

ちなみに、こちらが溶かされる前の亜鉛。


 

手前の物で、一つ10キロの重さだ。


 

一つ一つが丁寧に行われる作業。


 

その日の天候、気温、湿度で仕上がりも変わる、大変気難しいもの。


 

日本の物作りの美しさに触れさせていただきました。

 

今回、取材先などの詳しい情報は、諸事情で載せることができませんが、下記リンクにて、多少の情報をご紹介させていただきます。

https://www.facebook.com/iaito.shinohara

 

居合刀について、ご興味ご関心のある方は、取材先をご紹介することも可能ですので、私にご連絡ください。

こちら私の居合刀。

 
私の居合刀もこちらで作られたのかと思いまして、後日お持ちして見てもらったところ、ここで作られた事がわかりました。

数ある居合刀で、生まれ故郷に戻れる物は、あまりないでしょう。

日本職人の居合刀作りの現場でした。


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