世界を翔けるカメラマン 田村 裕司

やすらぎ工房

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2020.06.11 Thursday

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ナミビアからケニアに向け

2014.01.28 Tuesday
レンタカーの旅を終え、無事にヴィントフックに戻ったのですが、翌日レンタカーを返しに行くと、大目玉をくらいました。



果てしなく汚れた車でしたが、窓を全開で走り続けていたため、車の中がホコリだらけに。

注意書きにも、砂地で窓を開けるなと書きがあったが、見落としていた・・・。

洗車代ナミビアドルでN💲300ー

まあ、日本円で3000円くらいなのですが、それでも交渉に乗り出す私。笑

なぜか、海外にいるとやたらとこういう時、強くなるんですよね。

それでも、先方は全く折れない頑固者。(まあ、正論なのですが・・・)

なら、どこかで車を洗ってくるから、少し時間をくれ!

そもそも、朝の9時に車を返しに来ると言ったのに、おまえが来たのは10時半やろ!

などの押し問答の末、お昼まで時間をもらい近くの洗車場で丁寧に洗ってもらいN$50−(500円)で事なきを得た。



まあ、傷を付けたわけでないですしね。それでも、一安心です。

お昼は、お気に入りの露天でホットドッグを食べる。



ドイツの植民地背景もあるため、めちゃくちゃソーセージが美味しいヴィントフック。ボリューム満点で100円です。



ヴィントフックでベースとしていた宿。

最近気が付いた我が特技は、散らかすこと。笑



宿にはBarがあり、たまに飲んでいました。

この宿では、たくさんの友達が出来ました。



ザンビアからのバスが一緒だった、南アフリカに住むスティーブ。

彼は、昔レーサーで、私が生まれた頃、フォーミュラF3で、2度優勝しているらしいです。

バイクとスピードの話しで盛り上がりました。



日本人でも、面白い方がいました。

ケープタウンから自転車で北上している彼。

実は、ケープタウンに一日違いでいたらしく、私が北上といいながら、南へ西へ右往左往したすえに、ここヴィントフックで出会ったという訳です。

話してみると、歳は一つ違いだが、同じ時期に初海外が二人とも同時期のオーストラリアで、同じ時期にゴールドコーストにいて、彼はそのまま働きながら各国で暮らしていて、二年前には、私と同じ時期に、同じように車でアメリカを旅していたそうです。

人の縁とは、なんとも面白いものだとつくづく感じます。

面白い話では、私が寝ていた二段ベットの上に寝ていたチャールズが、真夜中2時に突然叫びだして飛び起きた。

彼は、しきりに小声で「スパイダー、スパイダー」とつぶやき、包まっていたシーツ生地のシェラフからはい出たらしく、それを下に落とした。

おかげさまで完全に目が覚めて、この後、寝れなくて大変だった。

翌日、チャールズに昨夜のことを聞いてみた。

「シェラフにスパイダーが入って来たの?」

すると彼は、恥ずかしそうに大爆笑。

話しを聞いてみると、なんでも四方八方を、蜘蛛に囲まれている夢を見て飛び起きて、夢と現実がごっちゃになっていたとか・・・。

マンガのような話しに、二人で大笑いをした。

そして、ナミビアとお別れする日が来た。

次は、フライトで一気にケニアに入ることに。



空港までのタクシーを待っていると、ナミビアに来てから初めての雨が降り出す。

これがすごいスコールで、えらい騒ぎでした。



無事に空港に到着して、チェックインを済ませ搭乗口へ。

全然人がいない・・・。



30分遅れのフライト。

南アフリカ、ヨハネスブルグ乗り換えです。

そう、またヨハネスブルグに戻りました。笑

三度目のヨハネスブルグ。



翌日のフライトとなるため、ロビーで一泊。

ケニアまでのフライトは、定刻通りに飛び、およそ4時間ほどかけてケニアのナイロビに進む。



機内食は、ぼちぼち美味しかったな。



タンザニア上空では、キリマンジャロが見えました。

さて、いよいよケニア。

なにが起こるやらです。


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ナミビア・ナミブ砂漠ソススフレイ

2014.01.28 Tuesday
ナミビアという国の名前すら知らず、人生で訪れるなんて想像だにしなかったこの国に来た最大の目的は、壮大な赤いナミブ砂漠を見るためだ。



壮大な砂丘の山。



夕日の光が生み出す光と影のコントラスト。



そして、この砂山の上から夕日を見ることにした。



鳥取砂丘の景色も好きだが、やはり砂漠となるとまた世界が違う。



一歩踏み出すごとに深く沈み込む足。



それでも、この絵画の中のような世界を自分の足で歩いていることに、強い喜びを感じる。



吹き荒れる風が、稜線の砂を舞い上げる。



果てしなく広がる砂の世界。



夕日に染まり、赤く燃える風紋。



サンセットタイムは、砂漠と夕日に、白ワインで乾杯しました。

そして、キャンプサイトに泊まり、朝を迎える。



とてもキレイなキャンプサイトだった。

そして、ここソススフレイのメインとなる一番奥地にある砂漠へと向かう。



この砂丘のピークを目指します。



果てなき砂の道。



この世界が現実なのかどうなのかが、わからなくなる。



美しく続く稜線。



この右の白い部分は、雨季になると湖になるという。



真ん中の点が人のサイズ。大きさ伝わりますか?



尾根伝いからのトラバース。勾配があり、足が深く沈み込むため、一歩踏み出すのに非常に体力を使う。ここが一番の難所だった。



山頂までもう一息。



最後のアプローチルート。



そして、山頂から見る果てしない砂の世界。



私の他には誰もいなく、360度、果てしない砂漠の世界が続く。



まるで、この広い砂漠の世界に自分一人だけが取り残されたような空虚と孤独が全身を襲う。

しばし無心で、この忘却の世界に心を寄り添わす。

風が吹けば、砂のように舞ってしまいそうな心を、自分の中に戻しこみ下山。



下山は、ひたすらに急斜面を駆け下りる最短ルート。



雨季の季節に湖となる場所。



固い岩のような感じの地面。



実は、私が登る前日に、ドイツ人の方が熱中症により、この砂漠で亡くなったそうです。

いろんな山を登って来ましたが、いろんな要素を考えると、今まで一番怖い登山だったようにも思う。



5日間のナミビア、車での旅。

帰り道では、後光の祝福をうけ、帰路に着きました。

ナミビアをレンタカーで周る日本人の7割くらいが全損レベルの事故を起こしています。

原因は、慣れないダートでのオーバースピード。

そのため、レンタカーを借りるのも一苦労でしたが、無事に戻ることが出来たこと、たくさんの素晴らしい景色に出会えたこと。

アフリカに来てから、なかなかフィーリングの合う場所に出会えなかったが、ナミビアは、とても大好きな国となると同時に、私の心に何は深いものを与えた国となった。


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ナミビア・スワコップムント

2014.01.28 Tuesday
ナミビア・スワコップムント

ケープクロスで数万頭のオットセイを見た後は、南にくだり、スワコップムントという街を目指す。

この街は、リゾート地でもしられており、なかなかキレイな街なのだが、それ以上に魅力的なのは、この街の郊外に広がる平原。



月面世界と呼ばれている場所で、本当に月に降り立ったかのような光景が続きます。



不思議と惹きつけられる場所で、時間を忘れ、しばし立ち尽くしました。

近くには、大西洋と砂漠が広がります。



本島に美しい砂漠でした。



そして、大西洋へと沈む夕日。



なんだか、泣けてくるほど美しい世界がそこには広がっていました。

翌日からは、ナミビアの名所のメインとなるナミブ砂漠を目指し、ひたすらにダートの道を走り続けます。



地図を片手に悪路を進みます。



それにしても、ほんまに何もない。



そして、日に日に汚れていくレンタカー。



何もない世界も、潔くて美しいものだ。



それでも、たまにでいいかな。



砂漠の世界に、ただひたすらにつたわされている電線。

街を抜けるときに出会った子供たち。



このおもちゃは手作りらしいのですが、ちゃんとステアリングまであり、ハンドル操作が可能です。



物があふれているいまの日本では、発想力という点で、かなり劣ってしまっていると思う。

ちなみに彼らは、四か国語を話します。



私が勝てたのは、ジャンプ力くらい。

彼らがちゃんとした教育を与えられたなら、いまの日本人は、すぐに抜かれるだろうな。

途中に立ち寄った小さな町には、古い車たちが、砂漠の世界に埋もれていた。



青空に、絵に書いたような雲が浮かぶ不思議な世界。



悲しげでもあるが、ひとりでに動きそうな気配も持つ彼らたち。



オブジェとしてのもだろうが、なんとも言えない空間だ。













そして、我が車は、ひたすらにナミブ砂漠のメインとなるソススフレイを目指す。




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